外径は同じ、厚さが違う(15A〜100A)
| 呼び径外径 | SGP | Sch40 | Sch80 |
|---|---|---|---|
| 15A21.7 | 2.81.31 | 2.81.31 | 3.71.64 |
| 20A27.2 | 2.81.68 | 2.91.74 | 3.92.24 |
| 25A34.0 | 3.22.43 | 3.42.57 | 4.53.27 |
| 32A42.7 | 3.53.38 | 3.63.47 | 4.94.57 |
| 40A48.6 | 3.53.89 | 3.74.10 | 5.15.47 |
| 50A60.5 | 3.85.31 | 3.95.44 | 5.57.46 |
| 65A76.3 | 4.27.47 | 5.29.12 | 7.012.0 |
| 80A89.1 | 4.28.79 | 5.511.3 | 7.615.3 |
| 90A101.6 | 4.210.1 | 5.713.5 | 8.118.7 |
| 100A114.3 | 4.512.2 | 6.016.0 | 8.622.4 |
外径・厚さは mm。呼び径の欄の下段が外径(3規格で共通)、各規格の欄は上段が厚さ、下段が単位質量(kg/m。黒管の値で、SGP はソケットを含まない)です。
10A・15A は厚さまで同じ(15A は 2.8 mm)で、寸法では見分けられません。20A〜50A も、Sch40 のほうが 0.1〜0.2 mm 厚いだけです。65A〜100A では 1.0〜1.5 mm 違います。
Sch40 の 6A・8A・10A・15A は、JIS G 3454 表6 で汎用品を示す太枠の外のサイズです。
JIS G 3452:2019(配管用炭素鋼鋼管) 表4 寸法,寸法の許容差及び単位質量 準拠
JIS G 3454:2019(圧力配管用炭素鋼鋼管) 表6 寸法及び単位質量 準拠
JIS G 3452・G 3454 は 2026年5月20日に改正版(2026年版)が発行されています。このページの値は 2019年版の原文と照合したものです。2026年版の改正原案(日本鉄鋼連盟の公表資料)では外径・厚さ・単位質量は 2019年版と同じ値で、単位質量は式で求める規定(表の値は参考)になっています(発行された規格票とは未照合)。出典: JIS G 3452 改正原案(日本鉄鋼連盟、2025年12月)(PDF・新しいタブで開く)、JIS G 3454 改正原案(日本鉄鋼連盟、2025年12月)(PDF・新しいタブで開く)
肉厚・内径で見分ける
管の切り口で肉厚をノギスで測り、表の厚さと比べます。内径で比べるときは、内径 = 外径 − 2 × 厚さ です。
80A SGP: 89.1 − 2 × 4.2 = 80.7 mm
80A Sch40: 89.1 − 2 × 5.5 = 78.1 mm
差が 0.3 mm 以下のサイズは、鋼管のツールでも「実測では見分けにくい差」として扱っています(このサイトの目安)。JIS には厚さの許容差もあり(このサイトには載せていません)、実物の厚さが表の値ちょうどとは限りません。管の表示(印字など)も確かめてください。
鋼管の寸法・重量のツールの「実測から呼び径を探す」に外径(または周長)と肉厚を入れると、近い呼び径と、SGP・Sch40・Sch80 のどれに近いかを表示します。ねじを切った部分は外径が細くなるので、ねじの無い部分で測ります(管用ねじの記号は「PT・PS・PF と今の記号」)。
重さで見分ける
長さが分かっていれば、重さ ÷ 長さ を表の単位質量(kg/m)と比べる方法もあります。長さ 5.5 m の1本では次のとおりです。
- 50A: SGP 29.2 kg・Sch40 29.9 kg(Sch40 が約 2 % 重い)
- 100A: SGP 67.1 kg・Sch40 88.0 kg(Sch40 が約 31 % 重い)
20A〜50A では、Sch40 のほうが重いのは約 2〜6 % で、重さだけで見分けるのは難しいサイズです。白管(亜鉛めっき鋼管)はめっきの分だけ重くなり、厚さの許容差でも重さはばらつくので、重さは補助的な目安にしてください。