本文へ移動
サクッとJIS機械設計・配管計算ツール

ねじ・締結

平行ピンの寸法表(JIS B 1354)

平行ピンの寸法は JIS B 1354 の表1 で決まっています。このページには、呼び径 0.6〜50 mm の20サイズの面取り c(約)と、推奨する呼び長さの範囲を載せました。

径の公差は公差域クラス m6・h8 です。たとえば呼び径 6 の m6 は 6.004〜6.012 mm で、推奨する呼び長さは 12〜60 mm です。

ページの更新日

  • JIS B 1354:2012
  • JIS B 0401-2:2016
01

表1 平行ピンの形状・寸法

単位は mm です。m6・h8 の最小〜最大は、表1 の注 a) のとおり JIS B 0401-2 の寸法許容差を呼び径に足した値です。

推奨する呼び長さは、表1 の太線で囲まれた範囲です。

推奨する呼び長さの ※ は、上限が表1 の呼び長さの最後の値(200 mm)と同じ行です。これより長い呼び長さが推奨に入るかは、表からは読み取れません。

呼び径を押すと、ピンのツールでその寸法と長さを開きます。

平行ピンの寸法表(JIS B 1354)
呼び径 d(m6・h8)m6 の最小〜最大h8 の最小〜最大面取り c(約)推奨する呼び長さ l
0.60.602〜0.6080.586〜0.6000.122〜6
0.80.802〜0.8080.786〜0.8000.162〜8
11.002〜1.0080.986〜1.0000.24〜10
1.21.202〜1.2081.186〜1.2000.254〜12
1.51.502〜1.5081.486〜1.5000.34〜16
22.002〜2.0081.986〜2.0000.356〜20
2.52.502〜2.5082.486〜2.5000.46〜24
33.002〜3.0082.986〜3.0000.58〜30
44.004〜4.0123.982〜4.0000.638〜40
55.004〜5.0124.982〜5.0000.810〜50
66.004〜6.0125.982〜6.0001.212〜60
88.006〜8.0157.978〜8.0001.614〜80
1010.006〜10.0159.978〜10.000218〜95
1212.007〜12.01811.973〜12.0002.522〜140
1616.007〜16.01815.973〜16.000326〜180
2020.008〜20.02119.967〜20.0003.535〜200※
2525.008〜25.02124.967〜25.000450〜200※
3030.008〜30.02129.967〜30.000560〜200※
4040.009〜40.02539.961〜40.0006.380〜200※
5050.009〜50.02549.961〜50.000895〜200※

JIS B 1354:2012(平行ピン) 表1 平行ピンの形状・寸法 準拠

JIS B 0401-2:2016(製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表) m6・h8 の寸法許容差 の値

02

呼び長さと最小・最大(表1)

呼び長さは 2〜200 mm まで載っています。注 b) は「200 mm を超える呼び長さは、20 mm とびとする。」です。

平行ピンの呼び長さ
呼び長さ l最小〜最大
21.75〜2.25
32.75〜3.25
43.75〜4.25
54.75〜5.25
65.75〜6.25
87.75〜8.25
109.75〜10.25
1211.5〜12.5
1413.5〜14.5
1615.5〜16.5
1817.5〜18.5
2019.5〜20.5
2221.5〜22.5
2423.5〜24.5
2625.5〜26.5
2827.5〜28.5
3029.5〜30.5
3231.5〜32.5
3534.5〜35.5
4039.5〜40.5
4544.5〜45.5
5049.5〜50.5
5554.25〜55.75
6059.25〜60.75
6564.25〜65.75
7069.25〜70.75
7574.25〜75.75
8079.25〜80.75
8584.25〜85.75
9089.25〜90.75
9594.25〜95.75
10099.25〜100.75
120119.25〜120.75
140139.25〜140.75
160159.25〜160.75
180179.25〜180.75
200199.25〜200.75

JIS B 1354:2012(平行ピン) 表1(呼び長さ) 準拠

03

表2 平行ピンの製品仕様

  • 鋼(St)・硬化処理を施さないピン: 125HV30〜245 HV30
  • 鋼(St)・焼入焼戻しを施すピン(呼び方に Q)(JIS G 4051 の S43C〜S50C): 255HV30〜327HV30
  • オーステナイト系ステンレス鋼(A1)(JIS B 1054-1 の A1): 210HV30〜280 HV30
  • 表面粗さ(m6): Ra≦0.8 μm
  • 表面粗さ(h8): Ra≦1.6 μm

表2 の注 a) は「受渡当事者間の協定によって、他の材料を使用することができる。」です。

JIS B 1354:2012(平行ピン) 表2 平行ピンの製品仕様 準拠

04

表の見方と注意

c約15°dl
平行ピンの記号の位置です。d は呼び径、l は呼び長さ、c は両端の面取りの大きさ(約の値)、約15° は面取りの角度を表します。端面の形状は受渡当事者間の協定によります。模式図です。形と比率は実物どおりではありません。
  • m6・h8 は JIS B 0401-2 の公差域クラスです。受渡当事者間の協定があれば、ほかの公差域クラスも使えます(表1 の注 a))。
  • 端面の形状は、受渡当事者間の協定によります(表1)。
  • 面取り c は「約」の値です。
  • 2012年版の JIS B 1354 には、A種・B種の区分はありません。
05

関連する計算・寸法表

解説・よくある質問

平行ピンの呼び方は?

製品の呼び方は JIS B 1010 によります。例は「平行ピンJIS B 1354−ISO 2338−6 m6×30−St」(呼び径d=6 mm、公差域クラスm6で、呼び長さl=30 mmの硬化処理を施さない鋼製)です。

平行ピンの適用範囲は?

JIS B 1354 は、呼び径 d が 0.6〜50 mm の鋼製とオーステナイト系ステンレス鋼製の平行ピンの特性を定めています(1 適用範囲)。

この表の確かめ方

表の値は、規格票の表を2回、別々に読み取って突き合わせ、照合しました(2026年11月)。推奨する呼び長さの範囲は、表の太線の位置から読んだものです。旧版(1988年版)に基づく公開資料3つとも見比べ、面取り c は一致しています。

照合に使った資料は、編集方針に書いています。