サクッとJIS機械設計・配管計算ツール

設計・換算

ステンレス鋼棒の化学成分と機械的性質(JIS G 4303)

SUS304・SUS316 など61種類の化学成分・機械的性質・基本質量を、JIS G 4303 の表のとおりに分類ごとに並べました。機械的性質は棒の値で、熱処理の状態ごとに決まっています。

ページの更新日

  • JIS G 4303:2012

計算ツール

材料記号(化学成分・機械的性質)

記号を選ぶか「s45c」のように入れると、その記号の化学成分・機械的性質と注を1画面にまとめます。同じ分類の前後の記号とも表で比べられる。

記号を選んで成分と性質を見る
01

化学成分(表3〜表7)

単位は %(溶鋼分析値)です。欄の文字は規格票の表のとおりで、「—」は規定が無いという意味です(0 % ではありません)。注の印の付いた「—」は、その注の決まりによります。

分類ごとに、記号と主な元素(C・Ni・Cr・Mo。その分類の表に無い元素は出していません)を並べました。Si・Mn・P・S・Cu・N などを含むすべての元素は、表の下の欄を押すと開きます。

下線の付いた記号を押すと、その記号の成分・性質と注を1画面にまとめたツールが開きます。

オーステナイト系(表3・35種類)

表3 オーステナイト系の化学成分(主な元素)
記号CNiCrMo
SUS2010.15 以下3.50~5.5016.00~18.00—
SUS2020.15 以下4.00~6.0017.00~19.00—
SUS3010.15 以下6.00~8.0016.00~18.00—
SUS3020.15 以下8.00~10.0017.00~19.00—
SUS3030.15 以下8.00~10.0017.00~19.00— a)
SUS303Se0.15 以下8.00~10.0017.00~19.00—
SUS303Cu0.15 以下8.00~10.0017.00~19.00— a)
SUS3040.08 以下8.00~10.5018.00~20.00—
SUS304L0.030 以下9.00~13.0018.00~20.00—
SUS304N10.08 以下7.00~10.5018.00~20.00—
SUS304N20.08 以下7.50~10.5018.00~20.00—
SUS304LN0.030 以下8.50~11.5017.00~19.00—
SUS304J30.08 以下8.00~10.5017.00~19.00—
SUS3050.12 以下10.50~13.0017.00~19.00—
SUS309S0.08 以下12.00~15.0022.00~24.00—
SUS310S0.08 以下19.00~22.0024.00~26.00—
SUS312L0.020 以下17.50~19.5019.00~21.006.00~7.00
SUS3160.08 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00
SUS316L0.030 以下12.00~15.0016.00~18.002.00~3.00
SUS316N0.08 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00
SUS316LN0.030 以下10.50~14.5016.50~18.502.00~3.00
SUS316Ti0.08 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00
SUS316J10.08 以下10.00~14.0017.00~19.001.20~2.75
SUS316J1L0.030 以下12.00~16.0017.00~19.001.20~2.75
SUS316F0.08 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00
SUS3170.08 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00
SUS317L0.030 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00
SUS317LN0.030 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00
SUS317J10.040 以下15.00~17.0016.00~19.004.00~6.00
SUS836L0.030 以下24.00~26.0019.00~24.005.00~7.00
SUS890L0.020 以下23.00~28.0019.00~23.004.00~5.00
SUS3210.08 以下9.00~13.0017.00~19.00—
SUS3470.08 以下9.00~13.0017.00~19.00—
SUSXM70.08 以下8.50~10.5017.00~19.00—
SUSXM15J10.08 以下11.50~15.0015.00~20.00—
  • 表3 注 a) Mo は,0.60 %を超えてはならない。
  • 表3 注 b) SUSXM15J1 は,この表に規定されていない Cu,Mo,Nb,Ti 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。
表3 のすべての元素(Si・Mn・P・S・Cu・N・その他を含む)
表3 オーステナイト系の化学成分
記号CSiMnPSNiCrMoCuNその他
SUS2010.15 以下1.00 以下5.50~7.500.060 以下0.030 以下3.50~5.5016.00~18.00——0.25 以下—
SUS2020.15 以下1.00 以下7.50~10.000.060 以下0.030 以下4.00~6.0017.00~19.00——0.25 以下—
SUS3010.15 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下6.00~8.0016.00~18.00————
SUS3020.15 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下8.00~10.0017.00~19.00————
SUS3030.15 以下1.00 以下2.00 以下0.20 以下0.15 以上8.00~10.0017.00~19.00— a)———
SUS303Se0.15 以下1.00 以下2.00 以下0.20 以下0.060 以下8.00~10.0017.00~19.00———Se 0.15 以上
SUS303Cu0.15 以下1.00 以下3.00 以下0.20 以下0.15 以上8.00~10.0017.00~19.00— a)1.50~3.50——
SUS3040.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下8.00~10.5018.00~20.00————
SUS304L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下9.00~13.0018.00~20.00————
SUS304N10.08 以下1.00 以下2.50 以下0.045 以下0.030 以下7.00~10.5018.00~20.00——0.10~0.25—
SUS304N20.08 以下1.00 以下2.50 以下0.045 以下0.030 以下7.50~10.5018.00~20.00——0.15~0.30Nb 0.15 以下
SUS304LN0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下8.50~11.5017.00~19.00——0.12~0.22—
SUS304J30.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下8.00~10.5017.00~19.00—1.00~3.00——
SUS3050.12 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.50~13.0017.00~19.00————
SUS309S0.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下12.00~15.0022.00~24.00————
SUS310S0.08 以下1.50 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下19.00~22.0024.00~26.00————
SUS312L0.020 以下0.80 以下1.00 以下0.030 以下0.015 以下17.50~19.5019.00~21.006.00~7.000.50~1.000.16~0.25—
SUS3160.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00———
SUS316L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下12.00~15.0016.00~18.002.00~3.00———
SUS316N0.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00—0.10~0.22—
SUS316LN0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.50~14.5016.50~18.502.00~3.00—0.12~0.22—
SUS316Ti0.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00——Ti 5×C % 以上
SUS316J10.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下10.00~14.0017.00~19.001.20~2.751.00~2.50——
SUS316J1L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下12.00~16.0017.00~19.001.20~2.751.00~2.50——
SUS316F0.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.10 以上10.00~14.0016.00~18.002.00~3.00———
SUS3170.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00———
SUS317L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00———
SUS317LN0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下11.00~15.0018.00~20.003.00~4.00—0.10~0.22—
SUS317J10.040 以下1.00 以下2.50 以下0.045 以下0.030 以下15.00~17.0016.00~19.004.00~6.00———
SUS836L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下24.00~26.0019.00~24.005.00~7.00—0.25 以下—
SUS890L0.020 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下23.00~28.0019.00~23.004.00~5.001.00~2.00——
SUS3210.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下9.00~13.0017.00~19.00———Ti 5×C % 以上
SUS3470.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下9.00~13.0017.00~19.00———Nb 10×C % 以上
SUSXM70.08 以下1.00 以下2.00 以下0.045 以下0.030 以下8.50~10.5017.00~19.00—3.00~4.00——
SUSXM15J10.08 以下3.00~5.002.00 以下0.045 以下0.030 以下11.50~15.0015.00~20.00————

オーステナイト・フェライト系(表4・3種類)

表4 オーステナイト・フェライト系の化学成分(主な元素)
記号CNiCrMo
SUS329J10.08 以下3.00~6.0023.00~28.001.00~3.00
SUS329J3L0.030 以下4.50~6.5021.00~24.002.50~3.50
SUS329J4L0.030 以下5.50~7.5024.00~26.002.50~3.50
  • 表4 注 a) SUS329J1 は,この表に規定されていない Cu,W 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。
  • 表4 注 b) SUS329J3L 及び SUS329J4L は,この表に規定されていない Cu 及び W のうち一つ又は両方の元素を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。
表4 のすべての元素(Si・Mn・P・S・Nを含む)
表4 オーステナイト・フェライト系の化学成分
記号CSiMnPSNiCrMoN
SUS329J10.08 以下1.00 以下1.50 以下0.040 以下0.030 以下3.00~6.0023.00~28.001.00~3.00—
SUS329J3L0.030 以下1.00 以下2.00 以下0.040 以下0.030 以下4.50~6.5021.00~24.002.50~3.500.08~0.20
SUS329J4L0.030 以下1.00 以下1.50 以下0.040 以下0.030 以下5.50~7.5024.00~26.002.50~3.500.08~0.30

フェライト系(表5・7種類)

表5 フェライト系の化学成分(主な元素)
記号CCrMo
SUS4050.08 以下11.50~14.50—
SUS410L0.030 以下11.00~13.50—
SUS4300.12 以下16.00~18.00—
SUS430F0.12 以下16.00~18.00— c)
SUS4340.12 以下16.00~18.000.75~1.25
SUS447J10.010 以下28.50~32.001.50~2.50
SUSXM270.010 以下25.00~27.500.75~1.50
  • 表5 注 a) SUS447J1 及び SUSXM27 の 2 種類以外の Ni は,0.60 %を超えてはならない。
  • 表5 注 b) SUS447J1 及び SUSXM27 の Ni は,0.50 %を超えてはならない。また,Cu は 0.20 %を,(Ni+Cu)は 0.50 %を超えてはならない。さらに,この表に規定されていない V,Ti 及び Nb のうち一つ又は複数の元素を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。
  • 表5 注 c) Mo は,0.60 %を超えてはならない。
表5 のすべての元素(Si・Mn・P・S・N・Alを含む)
表5 フェライト系の化学成分
記号CSiMnPSCrMoNAl
SUS4050.08 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下11.50~14.50——0.10~0.30
SUS410L0.030 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下11.00~13.50———
SUS4300.12 以下0.75 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下16.00~18.00———
SUS430F0.12 以下1.00 以下1.25 以下0.060 以下0.15 以上16.00~18.00— c)——
SUS4340.12 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下16.00~18.000.75~1.25——
SUS447J10.010 以下0.40 以下0.40 以下0.030 以下0.020 以下28.50~32.001.50~2.500.015 以下—
SUSXM270.010 以下0.40 以下0.40 以下0.030 以下0.020 以下25.00~27.500.75~1.500.015 以下—

マルテンサイト系(表6・14種類)

表6 マルテンサイト系の化学成分(主な元素)
記号CNiCrMo
SUS4030.15 以下— a)11.50~13.00—
SUS4100.15 以下— a)11.50~13.50—
SUS410J10.08~0.18— a)11.50~14.000.30~0.60
SUS410F20.15 以下— a)11.50~13.50—
SUS4160.15 以下— a)12.00~14.00— b)
SUS420J10.16~0.25— a)12.00~14.00—
SUS420J20.26~0.40— a)12.00~14.00—
SUS420F0.26~0.40— a)12.00~14.00— b)
SUS420F20.26~0.40— a)12.00~14.00—
SUS4310.20 以下1.25~2.5015.00~17.00—
SUS440A0.60~0.75— a)16.00~18.00— c)
SUS440B0.75~0.95— a)16.00~18.00— c)
SUS440C0.95~1.20— a)16.00~18.00— c)
SUS440F0.95~1.20— a)16.00~18.00— c)
  • 表6 注 a) Ni は,0.60 %を超えてはならない。
  • 表6 注 b) Mo は,0.60 %を超えてはならない。
  • 表6 注 c) Mo は,0.75 %を超えてはならない。
表6 のすべての元素(Si・Mn・P・S・Pbを含む)
表6 マルテンサイト系の化学成分
記号CSiMnPSNiCrMoPb
SUS4030.15 以下0.50 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)11.50~13.00——
SUS4100.15 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)11.50~13.50——
SUS410J10.08~0.180.60 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)11.50~14.000.30~0.60—
SUS410F20.15 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)11.50~13.50—0.05~0.30
SUS4160.15 以下1.00 以下1.25 以下0.060 以下0.15 以上— a)12.00~14.00— b)—
SUS420J10.16~0.251.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)12.00~14.00——
SUS420J20.26~0.401.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)12.00~14.00——
SUS420F0.26~0.401.00 以下1.25 以下0.060 以下0.15 以上— a)12.00~14.00— b)—
SUS420F20.26~0.401.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)12.00~14.00—0.05~0.30
SUS4310.20 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下1.25~2.5015.00~17.00——
SUS440A0.60~0.751.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)16.00~18.00— c)—
SUS440B0.75~0.951.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)16.00~18.00— c)—
SUS440C0.95~1.201.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下— a)16.00~18.00— c)—
SUS440F0.95~1.201.00 以下1.25 以下0.060 以下0.15 以上— a)16.00~18.00— c)—

析出硬化系(表7・2種類)

表7 析出硬化系の化学成分(主な元素)
記号CNiCr
SUS6300.07 以下3.00~5.0015.00~17.50
SUS6310.09 以下6.50~7.7516.00~18.00
表7 のすべての元素(Si・Mn・P・S・Cu・その他を含む)
表7 析出硬化系の化学成分
記号CSiMnPSNiCrCuその他
SUS6300.07 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下3.00~5.0015.00~17.503.00~5.00Nb 0.15~0.45
SUS6310.09 以下1.00 以下1.00 以下0.040 以下0.030 以下6.50~7.7516.00~18.00—Al 0.75~1.50

JIS G 4303:2012(ステンレス鋼棒) 表3〜表7(分類ごとの化学成分) 準拠

02

機械的性質(表8〜表13)

表は熱処理の状態ごとに分かれています。熱処理の状態を表す記号(表2)は、熱間加工まま R、焼なまし A、焼入焼戻し Q、固溶化熱処理 S、析出硬化処理 H900・H1025・H1075・H1150(SUS630)、析出硬化処理 RH950・TH1050(SUS631)です。

耐力は、注文者の指定があるときに適用します(6.2〜6.6)。硬さは、表に並んだ種類のうちどれか1種類を適用します(表の注)。全部の種類を満たす値ではありません。適用寸法を超える棒は、機械的性質の要否と値を受渡当事者間で協定します(6.1 a))。熱処理を省いた熱間加工ままの棒には、機械的性質を適用しません(6.1 b))。

引張強さ・降伏点(耐力)は規格の試験で確かめる値で、「以上」の値は下限です。部品がその力まで耐えるという意味ではなく、設計では使う場面ごとの基準で決めた許容応力を使います。

表8 オーステナイト系の固溶化熱処理状態の機械的性質

表8 オーステナイト系の固溶化熱処理状態の機械的性質
記号耐力N/mm²引張強さN/mm²伸び%絞り a)%硬さ HBW硬さ HRBS 又は HRBW硬さ HV適用寸法径,対辺距離又は厚さ
SUS201275 以上520 以上40 以上45 以上241 以下100 以下253 以下180 mm 以下
SUS202275 以上520 以上40 以上45 以上207 以下95 以下218 以下180 mm 以下
SUS301205 以上520 以上40 以上60 以上207 以下95 以下218 以下180 mm 以下
SUS302205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS303205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS303Se205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS303Cu205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS304205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS304L175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS304N1275 以上550 以上35 以上50 以上217 以下95 以下220 以下180 mm 以下
SUS304N2345 以上690 以上35 以上50 以上250 以下100 以下260 以下180 mm 以下
SUS304LN245 以上550 以上40 以上50 以上217 以下95 以下220 以下180 mm 以下
SUS304J3175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS305175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS309S205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS310S205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS312L300 以上650 以上35 以上40 以上223 以下96 以下230 以下180 mm 以下
SUS316205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS316L175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS316N275 以上550 以上35 以上50 以上217 以下95 以下220 以下180 mm 以下
SUS316LN245 以上550 以上40 以上50 以上217 以下95 以下220 以下180 mm 以下
SUS316Ti205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS316J1205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS316J1L175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS316F205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS317205 以上520 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS317L175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS317LN245 以上550 以上40 以上50 以上217 以下95 以下220 以下180 mm 以下
SUS317J1175 以上480 以上40 以上45 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS836L205 以上520 以上35 以上40 以上217 以下96 以下230 以下180 mm 以下
SUS890L215 以上490 以上35 以上40 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS321205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUS347205 以上520 以上40 以上50 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUSXM7175 以上480 以上40 以上60 以上187 以下90 以下200 以下180 mm 以下
SUSXM15J1205 以上520 以上40 以上60 以上207 以下95 以下218 以下180 mm 以下
  • 表8 注記 1 N/mm² = 1 MPa
  • 表8 注 a) 平鋼には適用しない。ただし,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
  • 表8 注 b) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。
  • 表8 注 c) HRB の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

表9 オーステナイト・フェライト系の固溶化熱処理状態の機械的性質

表9 オーステナイト・フェライト系の固溶化熱処理状態の機械的性質
記号耐力N/mm²引張強さN/mm²伸び%絞り a)%硬さ HBW硬さ HRC硬さ HV適用寸法径,対辺距離又は厚さ
SUS329J1390 以上590 以上18 以上40 以上277 以下29 以下292 以下75 mm 以下
SUS329J3L450 以上620 以上18 以上40 以上302 以下32 以下320 以下75 mm 以下
SUS329J4L450 以上620 以上18 以上40 以上302 以下32 以下320 以下75 mm 以下
  • 表9 注記 1 N/mm² = 1 MPa
  • 表9 注 a) 平鋼には適用しない。ただし,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
  • 表9 注 b) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。

表10 フェライト系の焼なまし状態の機械的性質

表10 フェライト系の焼なまし状態の機械的性質
記号耐力N/mm²引張強さN/mm²伸び%絞り a)%硬さ HBW硬さ HRBS 又は HRBW硬さ HV適用寸法径,対辺距離又は厚さ
SUS405175 以上410 以上20 以上60 以上183 以下90 以下200 以下75 mm 以下
SUS410L195 以上360 以上22 以上60 以上183 以下90 以下200 以下75 mm 以下
SUS430205 以上450 以上22 以上50 以上183 以下90 以下200 以下75 mm 以下
SUS430F205 以上450 以上22 以上50 以上183 以下90 以下200 以下75 mm 以下
SUS434205 以上450 以上22 以上60 以上183 以下90 以下200 以下75 mm 以下
SUS447J1295 以上450 以上20 以上45 以上228 以下98 以下241 以下75 mm 以下
SUSXM27245 以上410 以上20 以上45 以上219 以下96 以下230 以下75 mm 以下
  • 表10 注記 1 N/mm² = 1 MPa
  • 表10 注 a) 平鋼には適用しない。ただし,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
  • 表10 注 b) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。
  • 表10 注 c) HRB の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

表11 マルテンサイト系の焼入焼戻し状態の機械的性質

表11 マルテンサイト系の焼入焼戻し状態の機械的性質
記号耐力N/mm²引張強さN/mm²伸び%絞り a)%シャルピー衝撃値J/cm²硬さ HBW硬さ HRBS 又は HRBW硬さ HRC硬さ HV適用寸法径,対辺距離又は厚さ
SUS403390 以上590 以上25 以上55 以上147 以上170 以上87 以上—178 以上75 mm 以下
SUS410345 以上540 以上25 以上55 以上98 以上159 以上84 以上—166 以上75 mm 以下
SUS410J1490 以上690 以上20 以上60 以上98 以上192 以上92 以上—200 以上75 mm 以下
SUS410F2345 以上540 以上18 以上50 以上98 以上159 以上84 以上—166 以上75 mm 以下
SUS416345 以上540 以上17 以上45 以上69 以上159 以上84 以上—166 以上75 mm 以下
SUS420J1440 以上640 以上20 以上50 以上78 以上192 以上92 以上—200 以上75 mm 以下
SUS420J2540 以上740 以上12 以上40 以上29 以上217 以上95 以上—220 以上75 mm 以下
SUS420F540 以上740 以上8 以上35 以上29 以上217 以上95 以上—220 以上75 mm 以下
SUS420F2540 以上740 以上5 以上35 以上29 以上217 以上95 以上—220 以上75 mm 以下
SUS431590 以上780 以上15 以上40 以上39 以上229 以上98 以上—241 以上75 mm 以下
SUS440A———————54 以上577 以上75 mm 以下
SUS440B———————56 以上613 以上75 mm 以下
SUS440C———————58 以上653 以上75 mm 以下
SUS440F———————58 以上653 以上75 mm 以下
  • 表11 注記 1 N/mm² = 1 MPa
  • 表11 注 a) 平鋼には適用しない。ただし,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
  • 表11 注 b) シャルピー衝撃値は,JIS Z 2242 のノッチ深さ 2 mm の U ノッチ標準試験片が採取できる寸法の棒に適用する。この試験片が採取できない場合,適用する試験片及び衝撃値については,受渡当事者間の協定による。
  • 表11 注 c) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。
  • 表11 注 d) HRB の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

表12 マルテンサイト系の焼なまし状態の硬さ

表12 マルテンサイト系の焼なまし状態の硬さ
記号硬さ HBW硬さ HRBS 又は HRBW硬さ HRC硬さ HV
SUS403200 以下93 以下—210 以下
SUS410200 以下93 以下—210 以下
SUS410J1200 以下93 以下—210 以下
SUS410F2200 以下93 以下—210 以下
SUS416200 以下93 以下—210 以下
SUS420J1223 以下97 以下—234 以下
SUS420J2235 以下99 以下—247 以下
SUS420F235 以下99 以下—247 以下
SUS420F2235 以下99 以下—247 以下
SUS431302 以下—32 以下320 以下
SUS440A255 以下—25 以下269 以下
SUS440B255 以下—25 以下269 以下
SUS440C269 以下—28 以下284 以下
SUS440F269 以下—28 以下284 以下
  • 表12 注 a) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。
  • 表12 注 b) HRB の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

約 750 ℃で焼なましした棒の硬さは、表12 によらず受渡当事者間の協定です(6.5 b))。

表13 析出硬化系の固溶化熱処理状態及び固溶化熱処理後析出硬化処理状態の機械的性質

表13 析出硬化系の固溶化熱処理状態及び固溶化熱処理後析出硬化処理状態の機械的性質
記号熱処理記号耐力N/mm²引張強さN/mm²伸び%絞り a)%硬さ HBW硬さ HRBS 又は HRBW硬さ HRC硬さ HV適用寸法径,対辺距離又は厚さ
SUS630S————363 以下—38 以下383 以下75 mm 以下
SUS630H9001 175 以上1 310 以上10 以上40 以上375 以上—40 以上396 以上75 mm 以下
SUS630H10251 000 以上1 070 以上12 以上45 以上331 以上—35 以上350 以上75 mm 以下
SUS630H1075860 以上1 000 以上13 以上45 以上302 以上—31 以上320 以上75 mm 以下
SUS630H1150725 以上930 以上16 以上50 以上277 以上—28 以上292 以上75 mm 以下
SUS631S380 以下1 030 以下20 以上—229 以下98 以下—241 以下75 mm 以下
SUS631RH9501 030 以上1 230 以上4 以上10 以上388 以上—41 以上410 以上75 mm 以下
SUS631TH1050960 以上1 140 以上5 以上25 以上363 以上—38 以上383 以上75 mm 以下
  • 表13 注記 1 N/mm² = 1 MPa
  • 表13 注 a) 平鋼には適用しない。ただし,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。
  • 表13 注 b) 硬さは,いずれか 1 種類を適用する。
  • 表13 注 c) HRB の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

表2 の下の文 熱処理の状態を表す記号は,受渡当事者間の合意によって,別途,定めることができる。

JIS G 4303:2012(ステンレス鋼棒) 表2(熱処理の状態を表す記号)・表8〜表13(熱処理の状態ごとの機械的性質) 準拠

03

基本質量(表21)

表21 の基本質量は、断面積 1 mm²・長さ 1 m あたりの質量です。1 m あたりの質量(単位質量)は、基本質量に断面積(mm²)を掛けて求めます(箇条10・表20)。1 cm³ あたりの g に直すときは、1 000 を掛けます。

たとえば SUS304 は 7.93×10⁻³ kg/(mm²·m) × 1 000 = 7.93 g/cm³ です。規格の言葉は「基本質量」で、比重・密度とは書いていません。

ステンレス鋼棒の基本質量
記号基本質量kg/(mm²·m)1 cm³ あたりに直すとg/cm³(単位の換算)
SUS2017.93×10⁻³7.93
SUS2027.93×10⁻³7.93
SUS3017.93×10⁻³7.93
SUS3027.93×10⁻³7.93
SUS3037.93×10⁻³7.93
SUS303Se7.93×10⁻³7.93
SUS303Cu協定(注 a))協定
SUS3047.93×10⁻³7.93
SUS304L7.93×10⁻³7.93
SUS304N17.93×10⁻³7.93
SUS304N27.93×10⁻³7.93
SUS304LN7.93×10⁻³7.93
SUS304J3協定(注 a))協定
SUS3057.93×10⁻³7.93
SUS309S7.98×10⁻³7.98
SUS310S7.98×10⁻³7.98
SUS312L8.03×10⁻³8.03
SUS3167.98×10⁻³7.98
SUS316L7.98×10⁻³7.98
SUS316N7.98×10⁻³7.98
SUS316LN7.98×10⁻³7.98
SUS316Ti7.98×10⁻³7.98
SUS316J17.98×10⁻³7.98
SUS316J1L7.98×10⁻³7.98
SUS316F7.98×10⁻³7.98
SUS3177.98×10⁻³7.98
SUS317L7.98×10⁻³7.98
SUS317LN7.97×10⁻³7.97
SUS317J18.00×10⁻³8.00
SUS836L8.06×10⁻³8.06
SUS890L8.05×10⁻³8.05
SUS3217.93×10⁻³7.93
SUS3477.98×10⁻³7.98
SUSXM77.93×10⁻³7.93
SUSXM15J17.75×10⁻³7.75
SUS329J17.80×10⁻³7.80
SUS329J3L7.80×10⁻³7.80
SUS329J4L7.80×10⁻³7.80
SUS4057.75×10⁻³7.75
SUS410L7.75×10⁻³7.75
SUS4307.70×10⁻³7.70
SUS430F7.70×10⁻³7.70
SUS4347.70×10⁻³7.70
SUS447J17.64×10⁻³7.64
SUSXM277.67×10⁻³7.67
SUS4037.75×10⁻³7.75
SUS4107.75×10⁻³7.75
SUS410J17.75×10⁻³7.75
SUS410F27.75×10⁻³7.75
SUS4167.75×10⁻³7.75
SUS420J17.75×10⁻³7.75
SUS420J27.75×10⁻³7.75
SUS420F7.75×10⁻³7.75
SUS420F27.75×10⁻³7.75
SUS4317.75×10⁻³7.75
SUS440A7.70×10⁻³7.70
SUS440B協定(注 a))協定
SUS440C7.78×10⁻³7.78
SUS440F7.78×10⁻³7.78
SUS6307.78×10⁻³7.78
SUS6317.93×10⁻³7.93
  • 表21 注 a) 受渡当事者間の協定による。

JIS G 4303:2012(ステンレス鋼棒) 表21(ステンレス鋼棒の基本質量) 準拠

04

一覧の見方と注意

熱間加工したステンレス鋼の棒(丸鋼・角鋼・六角鋼・平鋼)の規格です。

記号の数字の読み方は、規格に書かれていません。表から言えるのは値だけで、たとえば SUS304 の炭素 C は 表3 で 0.08 以下(%)です。

棒であることを記号で表すときは、末尾に −B を付けます(表1 の下の文「棒であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,−B を付記する。例 SUS304−B」)。

値は 2012年版の規格票の写しと照合したものです。2021年版の規格票とは照合していません。2021年版と書かれた材料商社の表とは、載っている56種類の値が全欄一致しました。2021年版で増えたとみられる3種類(SUS323L・SUS327L1・SUS821L1)は載せていません。

表の欄と注の文は、規格票の写しの表を2回、別々に読み取って突き合わせ、そのままの文字で載せています。

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