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ねじ・締結

六角穴付きボルトの寸法表(JIS B 1176)

六角穴付きボルト(キャップボルト)の寸法は JIS B 1176 で決まっています。このページには M3〜M36 のうち13サイズの六角穴の二面幅・頭部径・頭部高さ・六角穴の深さ・ねじ部長さと、座ぐりの参考値を載せました。

たとえば M12 は六角棒スパナの呼び 10、頭部径 18 mm(ローレット付きは最大 18.27 mm)、頭部高さ 12 mm。座ぐりは径 20・深さ 13 mm がよく使われる値です(JIS の規定ではない参考値)。

ページの更新日

  • JIS B 1176:2015

計算ツール

ボルト・ナットの二面幅と座ぐり寸法

スパナや穴の径から、ボルトの呼びを探せます。強度区分ごとの保証荷重も分かる。

二面幅 s・頭部の高さ k・ナットの高さ m を、図に書き込んで見せます。ボルト穴径と座ぐり径を入れた断面図もある。

二面幅・座ぐりを見る
01

六角穴付きボルトの寸法

単位: mm。六角穴 s の上の段は呼び(六角棒スパナの呼び)で、下の段は穴の最小〜最大です。頭部径 dk の上の段はローレットの無い頭部の最大、下の段はローレット付きの頭部の最大と、最小。頭部高さ k は最大と最小。

呼び長さ l は、全ねじの最初から、規格の表で ls・lg の欄に数値がある最後までです。M18・M22・M27 は JIS B 1176 に無い呼びで、二面幅・頭部径・頭部高さは † を付けた DIN 912 などの値、ほかの欄は「—」にしています。

下線の付いた呼びをタップすると、その呼びのボルト穴径・座ぐりを図と一緒に見られる二面幅のツールが開きます。

六角穴付きボルトの寸法
呼び六角穴s頭部径dk頭部高さk穴の深さt 最小呼び長さlねじ部長さb(参考)ピッチP
M3のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る2.52.52〜2.585.5付き 5.68最小 5.323最小 2.861.35〜3025 未満は全ねじ180.5
M4のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る33.02〜3.087付き 7.22最小 6.784最小 3.8226〜4030 未満は全ねじ200.7
M5のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る44.02〜4.0958.5付き 8.72最小 8.285最小 4.822.58〜5030 未満は全ねじ220.8
M6のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る55.02〜5.1410付き 10.22最小 9.786最小 5.7310〜6035 未満は全ねじ241
M8のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る66.02〜6.1413付き 13.27最小 12.738最小 7.64412〜8040 未満は全ねじ281.25
M10のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る88.025〜8.17516付き 16.27最小 15.7310最小 9.64516〜10045 未満は全ねじ321.5
M12のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る1010.025〜10.17518付き 18.27最小 17.7312最小 11.57620〜12055 未満は全ねじ361.75
M14のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る括弧付き1212.032〜12.21221付き 21.33最小 20.6714最小 13.57725〜14060 未満は全ねじ402
M16のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る1414.032〜14.21224付き 24.33最小 23.6716最小 15.57825〜16065 未満は全ねじ442
M18のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見るJIS に無い14(JIS B 1176 に無いサイズ)27(JIS B 1176 に無いサイズ)18(JIS B 1176 に無いサイズ)————
M20のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る1717.05〜17.2330付き 30.33最小 29.6720最小 19.481030〜20080 未満は全ねじ522.5
M22のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見るJIS に無い17(JIS B 1176 に無いサイズ)33(JIS B 1176 に無いサイズ)22(JIS B 1176 に無いサイズ)————
M24のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る1919.065〜19.27536付き 36.39最小 35.6124最小 23.481240〜20090 未満は全ねじ603
M27のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見るJIS に無い19(JIS B 1176 に無いサイズ)40(JIS B 1176 に無いサイズ)27(JIS B 1176 に無いサイズ)————
M30のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る2222.065〜22.27545付き 45.39最小 44.6130最小 29.4815.545〜200110 未満は全ねじ723.5
M36のボルト穴径・座ぐりを二面幅のツールで見る2727.065〜27.27554付き 54.46最小 53.5436最小 35.381955〜200120 未満は全ねじ844

† 六角穴付きボルトが JIS B 1176 に無いサイズ(ボルトの寸法は DIN 912 などの値)

M14 は呼びに括弧が付いた行で、注 h) は「ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。」です。

JIS B 1176:2015(六角穴付きボルト) 表3−六角穴付きボルト(並目ねじ)の寸法 準拠

02

座ぐりの寸法 参考値(JIS の規定ではない)

JIS B 1001・B 1176 に、六角穴付きボルトの座ぐりの規定はありません。表の穴径・座ぐり径・深さは設計でよく使われる参考値で、すきまと沈み量はそこから計算した目安です。

すきまは頭の周りの片側の値で、ローレット付きの頭部径の最大で計算しました。沈み量は、頭部高さの最大の頭が座ぐりの面から沈む深さ。M36 は参考値を載せていません。

六角穴付きボルト用の座ぐり(参考値)
呼び穴径d1座ぐり径 D深さHすきま片側沈み量H−k
M33.46.53.30.410.3
M44.584.40.390.4
M55.59.55.40.390.4
M66.6116.50.390.5
M89148.60.3650.6
M101117.510.80.6150.8
M12(選択中)1420130.8651
M14162315.20.8351.2
M16182617.50.8351.5
M18(JIS B 1176 に無いサイズ)202919.5——
M20223221.50.8351.5
M22(JIS B 1176 に無いサイズ)243523.5——
M24263925.51.3051.5
M27(JIS B 1176 に無いサイズ)304329——
M303348321.3052
計算ロジック

M12 の値で計算した例です(表の行を押すと、その呼びの値に変わります)。

すきま(片側)= (D − dk) ÷ 2 = (20 − 18.27) ÷ 2 = 0.865 mm

沈み量 = H − k = 13 − 12 = 1 mm

D
座ぐり径(参考値)
dk
頭部径の最大。ローレット付きの頭部の値(JIS B 1176 表3 の注 d))で、大きいほうを使う
H
座ぐりの深さ(参考値)
k
頭部高さの最大(JIS B 1176 表3)

ローレットの無い頭部(dk の最大 18 mm)なら、すきまは 1 mm です。座ぐりが JIS の規定ではない参考値なので、すきまと沈み量も目安として見てください。

† 六角穴付きボルトが JIS B 1176 に無いサイズ(ボルトの寸法は DIN 912 などの値)

03

表の見方と注意

  • 六角穴の s は穴の寸法なので、最小も呼びより大きい値です(M12 は呼び 10、穴は 10.025〜10.175 mm)。
  • 載せていないのは、円筒部の径・首下の丸み・六角穴の対角・座面の径などの欄と、l の行ごとの ls・lg、M1.6〜M2.5・M42 以上の呼び。
  • JIS B 1176 は ISO を基にして内容を変えた規格(MOD)です。寸法が ISO の表と同じかは確かめていません。
  • 表の値は、規格票の写しの表を2回、別々に読み取って突き合わせ、照合しました(2026年10月)。公開されている資料2つとも見比べ、値は一致しています。全ねじの最初の呼び長さは、見比べられる資料が見つかりませんでした。
04

関連する計算・寸法表

解説・よくある質問

M12 のキャップボルトの座ぐり寸法は?

設計でよく使われる参考値は、穴径 14 mm・座ぐり径 20 mm・深さ 13 mm です。JIS の規定ではありません。頭部径の最大(ローレット付き)18.27 mm との片側のすきまは 0.865 mm、頭部高さの最大 12 mm の頭は 1 mm 沈みます。

M18・M22・M27 が JIS に無いのはなぜ?

JIS B 1176 の表3 に、この3つの呼びが無いためです。二面幅のツールとこの表では、六角穴の二面幅・頭部径・頭部高さだけを DIN 912 などの値で † を付けて出し、ほかの欄は「—」にしています。