サクッとJIS機械設計・配管計算ツール

編集方針・データの確認方法

最終更新:2026年10月4日

このサイトの方針

サクッとJISは、現場や設計で使うJIS規格の寸法と計算を、すぐに確かめられるようにするためのサイトです。数値の正しさを何より大切にし、次の方針で作っています。

  • 規格の数値は、JIS規格の表(規格票の原文と照合したもの)と、定義どおりの式(例: 1 in = 25.4 mm)から作ります。JIS に無い値(ISO 2306 のドリル径、DIN 912 の寸法、設計でよく使われる参考値など)を載せるときは、その旨を明記します。確かめられない値は載せないか、「要確認」と明記します。
  • 数値の近くに、根拠にした規格の番号・年版と、規格の中の表番号(例: JIS B 2220 表15)を表示します。
  • 計算で求める値は「計算ロジック」を開くと、式と、いま選んでいる値を入れた計算例を確認できます。
  • 下穴径・ボルト長さなど、加工条件やメーカーによって適した値が変わるものは「目安」として示します。
  • 広告を掲載する場合も、広告主の意向で数値や説明を変えることはありません。

データの確認方法

規格の数値は、次の3つを組み合わせて確かめています。

  1. JIS の規格票(原文)の表を読み取り、サイトのすべての数値と突き合わせる。読み取りは別にもう一度、独立に読み直して照合しています(2026年10月に、各ツールの JIS の数値すべてについて実施)
  2. 規格の計算式で、表の値どうしが整合しているかを確かめる。たとえば次のような確認を自動テストにして、サイトを更新するたびに実行しています。
    • 鋼管の単位質量: JIS の式 0.02466 × t × (D − t) で全59行を計算し直し、表の値と一致すること
    • Oリング溝: 規格の表に示されたつぶし率の範囲を、太さのグループごとに再現できること(全168サイズのデータ)
    • 管用ねじ: 外径・有効径・谷径が、ねじ山の高さの式と整合すること
  3. 公開されている二次データ(規格表の転記、CADソフトのデータ、旧規格の英語版など)や作成者の知識と突き合わせる

データの調査・規格票の読み取りと照合・プログラムの作成には、生成AI(Claude)の支援を受けています。そのため、出てきた値は上の方法で確かめ、確かめきれない値は下の「確認を進めている項目」に挙げています。

確度の目安

  • ◎: 規格票の原文の表と照合して一致した、または規格の式で計算した
  • ○: 二次資料との照合や、規格の式による整合チェックで確かめた(原文とは未照合)
  • △: 作成者の知識が主な根拠で、規格原文での確認が済んでいない

規格原文で確かめられていない値(△)を載せるときは、ツール・寸法表・まとめのページでその値に「※」を付けます。2026年10月の照合で、それまで ※ を付けていた値(フランジの一部の寸法、ボルト穴 4級・ざぐり径、旧JIS の M3 の二面幅)はすべて原文と一致したため、いまは ※ を付けている値はありません。

確認を進めている項目

次の項目は、規格原文での確認が済んでいないか、規格の値ではありません。重要な用途では、規格原文やメーカーの資料で確かめてください。

  • 鋼管(JIS G 3452・G 3454): 2026年5月20日に 2026年版が発行されています。このサイトの値は 2019年版の原文と照合したものです。2026年版の改正原案(日本鉄鋼連盟の公表資料: G 3452・G 3454)とは全値一致しましたが、発行された 2026年版の規格票とは照合していません
  • ステンレス鋼管(JIS G 3459): 2021年4月20日に 2021年版が発行されています。このサイトの値は 2020年版の原文と照合したもので(厚さ・外径と、単位質量973値を式で再計算して一致)、2021年版の改正原案(日本鉄鋼連盟の公表資料: 原案・改正のポイント)とも全値一致しましたが、発行された 2021年版の規格票とは照合していません
  • ねじ下穴の推奨ドリル径(ISO 2306): JIS ではなく ISO の値で、原文は確認できていません。JIS B 1004 の表のめねじ内径の範囲に入ることだけを確かめています
  • 六角穴付きボルト用の座ぐり(径・深さ): JIS B 1001・B 1176 に規定のない、設計でよく使われる参考値です
  • サイトの目安: ボルト長さの丸め方、下穴径の選び方、G めねじの推奨下穴径、ボルト穴の等級の選び方などは、規格の値ではなく、このサイトの考え方による目安です

規格の年版について

各ページには、数値を照合した規格の年版を表示しています。2026年10月3日の時点で、表示している JIS の年版が現行であることを日本規格協会の情報で確かめました。ただし JIS G 3452・G 3454 は 2026年版が、JIS G 3459 は 2021年版が発行されているため、照合した年版(2019年版・2020年版)を表示し、その旨を注記しています。JIS B 1176 は 2014年版に追補1(2015)を加えた 2015年版です(寸法の変更はありません)。規格が改正されたときは、内容を確かめて数値と年版を更新します。規格の原文は日本産業標準調査会(JISC)のJIS検索で閲覧できます。

誤りを見つけたとき(訂正の方針)

  • 数値の不備や誤記のご報告は、お問い合わせ・誤記報告で受け付けています。ツール名・条件・正しいと思われる値(できれば根拠)を添えていただけると、確認がスムーズです。
  • いただいた報告は規格原文などで確かめ、誤りであれば速やかに修正します。
  • 修正した内容は、このページの「更新履歴」に記録します。

作成・運営

運営者: サクッとJIS運営

運営者の詳しい情報と連絡先は、運営者情報をご覧ください。

更新履歴

  • 2026年10月4日 鋼管(JIS G 3452・G 3454 の 2026年版、JIS G 3459 の 2021年版)について、日本鉄鋼連盟が公表している改正原案の寸法表と全値を突き合わせ、外径・厚さ・単位質量に変更が無いことを確かめました。注記をその内容に改めました。
  • 2026年10月4日 ガスケットの寸法(JIS B 2404:2018。規格票の原文と全数照合)を、拾い出し・フランジのツール・DXF・フランジ寸法表に追加しました。鋼管のツールにステンレス鋼管(JIS G 3459 の Sch5S〜Sch160、鋼種ごとの単位質量)と寸法表を追加し、横断検索で「SUS 50A」「10S 50A」も探せるようにしました。現場メモを3本追加し、ページを開くときに読み込むプログラムを小さくして表示を速くしました。
  • 2026年10月3日 フランジのボルト・ナット・ガスケットの拾い出しツール、印刷用の早見表(A4・QRコード付き)、現場メモ(フランジボルトの長さ・M12 の下穴・二面幅の新旧JIS)を追加しました。各ページに「この値、違っていませんか?」の誤記報告ボタンを付けました。
  • 2026年10月3日 各ツールの JIS の数値を、規格票の原文とすべて照合しました。一致を確かめたフランジ(JIS B 2220)・ボルト穴径とざぐり径(JIS B 1001)・旧JIS の M3 の二面幅の「※」と、Oリング(JIS B 2401-1・-2)・普通公差(JIS B 0405)の「未照合」の注記を外しました。規格にあるのに載せていなかった 16K・20K の 90A のフランジと、Rc 2½〜6 の有効ねじ部の長さを追加し、数値の近くの典拠に表番号(例: JIS B 2220 表15)を表示しました。JIS B 1176 の年版を 2015(2014年版+追補1)に改め、鋼管(JIS G 3452・G 3454)には 2026年版が発行されたこと(値は 2019年版と照合)を注記しました。
  • 2026年10月1日 規格原文で未確認の値の「※」を、クイック検索・寸法表・ねじのまとめページにもそろえて付けました。Oリングの E(溝の振れ)の説明、バックアップリングの目安の表、数値の出どころ(旧 JIS B 2406:1991)の注記、普通公差の確認状況の注記を加え、数値入力のカンマ(1,200 など)の読み方を全ツールでそろえました。
  • 2026年9月30日 編集方針・データの確認方法のページを公開しました。